銀行の融資を受けられなくても

私は30代の半ばから念願のカフェを開業したのですが、当初は売り上げが安定せず事業資金に頭を悩ませることが多くありました。

1人ではカフェを運営することができないのでスタッフを1人雇っていたのですが、その給料の支払いにも困ることがあったのです。

開業してしばらくは売り上げが安定しなくても無理はないと楽観視していたのですが、その期間が長く続けば続くほど、当然ながら事業資金が心もとなくなっていきます。

私のカフェは席数も少ない小規模なカフェでしたが、それでも毎月の経費は50万円近くかかっていました。

開業当初の売り上げは1ヶ月あたりよくて50万円程度だったので、本当にギリギリの経営です。

開業したときに国の支援制度を利用して事業資金の融資を受けていたのですが、あっという間に資金を食いつぶし、これは新たに融資を受けるしかないと思い立ったのです。

このとき、銀行から借りようという気はありませんでした。

なぜなら、開業して間もない時期に1度銀行に融資をお願いしに行ったとき、最低でも3年分の経営資料を提出するよう求められたことがあったためです。

開業後1年も経過していない時期でしたから、3年分など提出できるはずもありません。

それを説明しても取り付く島もなく、門前払いを受けてしまったので「個人経営のカフェなんて利益が見込めない融資はしてくれないのか」とがっかりしたものです。

そこで考えたのが、銀行ではなく事業者向けカードローンを利用することでした。

業者にもよりますが、消費者金融系の事業者向けカードローンなら審査もそこまで厳しくありません。

事業計画書の提出などそれなりの準備は必要ですが、融資を受けられる可能性は高いです。

私の場合、当座の事業資金として300万円の融資を希望し、無事に借りることができました。

銀行から融資を受けられずに困っている人は、消費者金融系の事業者向けカードローンも検討してみることをおススメします。

国金は安定した頼れるところ 国金はあまり有名ではないサービスですが、事業主や経営者にしてみると一度は聞いたことのあるような制度です。

金利も低く、借り入れできる金額も大きいので実際に審査に出した方も多いようです。

従来の名称を略して国金と言われていましたが、近年は正式名称が日本政策金融公庫に変更されているので、インターネットで調べる時には注意しましょう。

また、既に借り入れをしている方も名称が変わったことを知っていないと会計処理で驚く場合があるので情報はできるだけ新しい状態に保っておいてください。

サービス内容はあまり変化はしていませんが、変動金利なので経済状況に影響されて金利が変化することも覚えておくとよいです。

個人向けの融資ではなく、完全に事業者向けの融資なので、借り入れをする事業主や経営者が万が一にもブラックリストに入っていても融資はしてもらえる可能性があります。

自己破産や任意整理といった手続きをした場合には可能性はゼロですが、料金の支払い遅延くらいならばそこまで影響はないかもしれません。

個人事業主や経営者がお金の管理ができていないというはずもないので審査を受けるのにそこまで慎重になる必要はないですが、申し込みをするときにはしっかり一発で通過できるように書類の用意や申告内容に不備がないようにしておく必要があります。

まずはしっかりサービス内容を確認して安全に利用できるかどうか確かめてください。

会社の財政状況や信用が審査で重視されます。

個人事業主では個人の信用情報もチェックされますが、事業においてしっかり収益をあげられていればそこまでリスクなく借り入れができるでしょう。

審査は簡単ではなく、厳しい方ですが、最大で4000万円以上のお金を借り入れできるので収入証明書や事業計画書、納税証明書といった書類もしっかり確保しておくとよいです。

また、事業を始める前の場合には、それだけ審査も大変になるので税理士やコンサルタントも頼って進めていくと成功する可能性を高められます。

銀行や消費者金融のサービスよりは金利が低いので、もし借り入れできればかなり有利にビジネスに取り組めるはずです。

事業融資のひとつのサービスとして覚えておいて、色々なサービスと比較して計画的に活用するようにしてください。

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